今回で最終回となります。最後に、食品の安全性に関する用語クイズ2で幕を閉じたいと思います。
全部で5問あります。ぜひ、挑戦してみてください。
印刷をして「答え」の欄に解答を記入してお使いいただくこともできます。
6.輸入食品の検査で、食品衛生法違反の可能性が高いと判断された食品等について、その食品の輸入業者が自ら費用を負担して行う検査を何と呼ぶでしょう。
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7.米国では、ある飲料をアルコールに混ぜて摂取しないよう注意が喚起されています。ある飲料とは何でしょう。(ヒント:第2回コラム)
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8.毒性試験などで使用される“試験管内”という意味のラテン語は“in vitro”、では“生体内”という意味のラテン語は何でしょう。
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9.貝毒のうち、わが国の暫定的規制値が定められているのは麻痺性貝毒ともう1つは何でしょう。
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10.今日は何の日でしょう。(ヒント:この第12回の公開日です)
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最後の2回は、食品の安全性に関する用語クイズをしてみましょう。全部で5問あります。ぜひ、挑戦してみてください。
印刷をして「答え」の欄に解答を記入してお使いいただくこともできます。
【問題】
1.厚生労働省の食中毒統計資料において、平成21年度の食中毒で最も事件数(届出件数)が多かった原因物質(小分類)は何だったでしょう。(大分類では細菌、ウイルス、化学物質、自然毒などに分けられています)
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2.省令で表示が義務づけられている食物アレルギー物質を含む原材料(7品目)は何でしょう。
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3.WHO(世界保健機関)など国連機関で使用される公用語には、英語、フランス語、スペイン語、中国語、ロシア語に加えてもう1カ国語あります。それは何語でしょう。
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4.PTWIは暫定耐容週間摂取量、ではPTMIは何でしょう。
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5.“IARCグループ1”とは、どんな意味でしょう。
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2009年、オーストラリアで、ある栄養素を過剰に含んだ豆乳の摂取による甲状腺機能障害が発生して問題になりました。オーストラリア・ニュージーランド食品基準局(FSANZ)の公表資料によると、問題になった豆乳(Bonsoy豆乳)には“Kombu(昆布)”が加えられていたとのことですが、ある栄養素とは、何だかおわかりでしょうか。
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「採らない!食べない!売らない!人にあげない!」―これは、ある食中毒を防ぐためのキャッチフレーズですが、さて“ある食中毒”とはいったい何でしょうか。
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第7回に続いて、食品の安全性に関する○×クイズをしてみましょう。
今回も、問題は5問です。ぜひ、挑戦してみてください。
このページを印刷して「答え」の欄に○か×を記入して使うこともできます。
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これから2回に分けて、食品の安全性に関する○×クイズをしてみましょう。
問題は5問です。ちょっと難しいかもしれませんが、ぜひ、挑戦してみてください。
このページを印刷して「答え」の欄に○か×を記入して使うこともできます。
【問題】
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今回は、信頼できる“情報源”とはいったい何か、についてお話ししましょう。
まずは、皆さんにお尋ねしたいことがあります。
皆さんが、何か食品の安全性にまつわる話を見聞きしたときに、その話がもともとはどこから出た話なのか、気にされたことはありますか?
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今回は、私の「しごと」について紹介させていただきます。
私は、食品中の化学物質の安全性に関する情報について研究をしています。
大学の学部生時代は“脂質過酸化”について、大学院生時代は“食品の機能性”について研究をしていました。学部生時代から食品一筋ではあったものの、“食品の安全性”という分野に限ると、今だからこそ白状できるのですが、当時の私は簡単な専門用語でさえ「???」という状態でした。
では、そんな私が、どうして就職できたのでしょう。 →続きを読む
今年の夏も、私が勤めている「国立医薬品食品衛生研究所」で一般公開が行われました。ふだんなら当研究所に関係のある人しか敷地内に足を踏み入れることができないのですが、この日だけは一般公開ということで、受付をすれば誰でも見学することができます。
この日は、朝方はザーザー降りの雨模様だったのに、午後からは晴れて、高い湿度とともにうだるような暑さ。そんな天気にもかかわらず、多くの方が見学に来てくださいました。とても有り難いことです。
一般公開に来てくださった皆さんには、当研究所がどんなところなのか、少しはお伝えできたのではないかと思うのですが、これをお読みの皆さんはいかがでしょうか。どのようなイメージをもっていらっしゃいますか?
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今年7月、スイスのジュネーブで開催された「コーデックス ((〔編集部注〕 「コーデックス」は、正式にはラテン語でコーデックス・アリメンタリウス(Codex Alimentarius)と言い、元来は「聖書・古典などの古い写本」の意味だが、英語のCodeの「規則、規範、規格」などと転じて、「食品規格」「食品法典」などに訳される。((社)日本食品衛生協会、(社)日本青果物輸入安全推進協会の両サイトより)))委員会」の第33回総会において、「食品及び飼料中のメラミン濃度の最大基準値」が採択されました。通常は、新規規格が決定するまでには最低でも約3~4年はかかるのですが、今回の食品規格に関してはコーデックスが緊急課題と判断して、2年という驚くほど迅速なスピードで採択されました。
メラミンというと、食品分野では容器などに使用されるメラミン樹脂をご想像される方も多いかもしれませんが、コーデックス食品規格は食品及び飼料中のメラミンについてです。
では、どうして食品及び飼料中のメラミンのコーデックス食品規格が必要だったのでしょう。
今回は、これをテーマにお話ししたいと思います。
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